30代独身男性はどんな人?特徴と結婚するための方法を解説

20代が過ぎ30代に突入すると、少しずつ『結婚』の文字が頭をよぎることがあるでしょう。

仕事に打ち込んだり趣味を楽しんだりして、それなりに毎日を楽しんでいる反面「自分は結婚できるのだろうか…」「周りはどんどん結婚してるのに自分は…」など独身であることに焦りや不安を感じていませんか?

また、女性の中には「30代で独身ってどんな人?」と行動や価値観が気になることがあるでしょう。

今回は、30代の独身男性の特徴と、結婚するための具体的な方法について解説していきます。

 

30代の独身男性は増えている?

ニュースやネット記事、職場の同僚の様子などを見て、何となく30代の独身男性が増えていると感じたことがありませんか?

一方で、30代から婚活を行って幸せな結婚を掴んだ人もいます。

実際に30代の独身男性は増えているのか、内閣府の男女共同参画局が発行している『男女共同参画白書』(令和4年版)を基に、実態を解説していきます。(※1)

 

未婚・恋人がいない男性は全体の35.5%

男女共同参画白書の調査によると、30代男性で「配偶者・恋人がいない(未婚)」と答えた割合は全体の35.5%を占めています。(※2)

つまり、およそ2.8人に1人は未婚かつ恋人がいないことになるため、「周りはどんどん結婚してるのに自分は…」と焦ったり、落ち込んだりする必要はありません。

 

交際人数0人が37.6%

また、中学卒業以降、恋人として交際した人数の調査では、20〜39歳の男性のうち37.6%が0人と答えています。さらに、中学を卒業してからこれまでにデートした人数の調査においても、30代独身男性の34.1%が0人と答えています。(※3)

つまり、大人になってから交際経験やデートの経験がほとんどない男性も一定数いるのです。

女性側は、過去に交際経験がない男性も少なくないことを念頭に置いておくと良いでしょう。

 

「結婚願望あり」は46.4%

お伝えした通り、未婚や恋人がいない男性の割合は増えていますが、「結婚願望あり」と答えた独身男性の割合は46.4%とおよそ半数近くになっており、結婚願望のある独身男性は多くいます。(※4)

そのため、独身ではあるものの約2人に1人は結婚したいと考えているといえるでしょう。

 

(※1) 参考URL:男女共同参画白書  令和4年版

(※2) 参照URL:男女共同参画白書 令和4年版 現在の配偶者情報

(※3) 参考URL:男女共同参画白書 令和4年版 これまでの恋人の人数・デートした人数

(※4) 参考URL:男女共同参画白書 令和4年版 今後の結婚願望

 

30代の独身男性の特徴12選

それでは、30代の独身男性にはどんな特徴があるのか、プライベートなどの環境面と、価値観などの考え方の両面から解説していきます。

 

①出会いがない

結婚したい・出会いが欲しいと思っていても、30代に突入すると出会いの機会が少なくなります

20代のうちは、学校や職場で異性との出会いがあったり、友人の紹介や飲み会の誘いがあるでしょう。しかしながら、20代の中盤から既婚者が増えると友人と一緒に合コンに出かけたり、友人から紹介されたりする機会が減ってしまいます。

そのため、日常生活において出会いの機会が減っているという特徴があります。

 

②仕事が面白い

30代になると、社会人経験が10年近くなり仕事が面白くなってきます。

20代のうちは入社から年数が浅く、日々の業務で精一杯だった状態から、30代になると仕事において責任を伴うポジションや管理職に就く人も増えてきます。

そのため、20代と比べて仕事に余裕が生まれる一方で、昇進などで多忙になると恋愛や結婚について考えたり婚活に時間を割いたりする余裕がなくなってしまうでしょう。

③まだ仕事や年収に自信がない

仕事が面白く感じる人がいる一方、まだ仕事や年収に自信がないと考えている男性もいます

仕事は中間の立場であり「自分はまだ半人前」「昇進のためにもっと仕事に集中しなければ」と仕事におけるスキルアップに努めている場合があるでしょう。

ほかにも、不景気や就職氷河期のあおりを受けた場合、非正規雇用から正社員になれなかったり、正社員でも満足する収入が得られなかったりと金銭面から結婚を躊躇している場合もあります。

 

④一人暮らし歴が長くなった

例えば大学入学や就職をきっかけに親元を離れ、一人暮らしをスタートした人の場合、30代になると一人暮らし歴も10年近くなり一人の生活に慣れています

一人暮らしを始めたころは、慣れない家事に戸惑ったり、退屈に感じたりするでしょう。しかしながら、一人暮らし歴が長くなると家事にも慣れ、一人の生活が日常になり寂しさもあまり感じなくなるでしょう

そのため、新しく女性と一緒に暮らして今の生活スタイルが変わることに抵抗感を持つ人もいます。

 

⑤趣味を楽しんでいる

30代の独身男性の場合、趣味を楽しんでいるといえます。

まだ給料が少ない20代のときよりも、お金のかかる趣味を楽しめたり、結婚すると危ないと止められるようなバイクなども十分に満喫しているでしょう。

平日は仕事を行い、平日の夜や休日は思い切り趣味に時間とお金を使うことができています。

 

⑥おひとりさまを謳歌している

30代の独身男性は、一人での生活を謳歌しています。

例えば、休みの日は自分のためだけに時間を使って好きなことができます。最近では、1人焼肉や1人だけの宿泊プランといった『おひとり様』のためのサービスも充実しているため、外出の際も寂しさや一人でいることに対する疎外感も少ないといえるでしょう。

独身や単身者に対するサービスが充実しているため、1人でも日々を楽しむことができています。

 

⑦孤独に対して強い

独身生活が長くなると、孤独に対して強くなっていきます。

1人の生活が当たり前となり、今の状態を寂しいと思ったり退屈に思ったりすることが少なくなるといえるでしょう。

現在はスマホさえあればSNSで人と繋がったり漫画やゲームを楽しんだりできるため、1人でいることへの耐性がつき、寂しさや後ろめたさが減るでしょう。

 

⑧「結婚はまだ先でいい」と思っている

30代の独身男性の特徴として「結婚はまだ先でいいかな」と思っている部分があります。

周りが少しずつ家庭を持ち始めて結婚への興味があるものの、まだ30代だと、結婚して自由が利かないことを不安に思ってしまったり結婚に対するイメージがまだつかないこともあるでしょう。

そのため、「結婚はまだ先かな」「今はまだ結婚するつもりはない」と考えている場合があります。

 

⑨いつか理想の結婚相手と出会えると考えている

結婚はまだ先で良いと思っていることもあり、いつか理想の結婚相手と出会えるはずと考えている場合があります。

今は忙しいけれど落ち着いたら結婚相手と出会える、まだ結婚するつもりはないけどその時が来れば理想の女性と巡り合って結婚できると思っている場合があるでしょう。

そのため30代の独身男性の場合は、まだ楽観的であるという特徴があります。

 

⑩すでに恋愛や結婚を諦めてしまっているというパターンも

「結婚はまだ先でいい」と思っている男性がいる一方、恋愛や結婚に対してすでに諦めモードになっている男性もいます。

特に、20代のうちから積極的に相手を見つけようと励んだものの上手くいかなかった方や、今まで恋人がいたことがなかったり、デートの経験がなかったりする方は諦めてしまっていることがあります。

「一生このまま独身なんだ」「彼女すらいなかったから結婚は難しいだろう」とネガティブに考えてしまっていることがあるでしょう。

 

⑪いつまで独身でいたほうが良いのかと悩んでいることも

独身男性の場合、これからも独身を貫くのか、結婚できるのかを悩んでいることもあります。

「自分に結婚は無理」と諦めていても、心の中では結婚したいと思っていたり、「結婚はまだ先」と思っていても「いつ頃結婚しよう」と迷っていたりする場合があるでしょう。

周りが少しずつ結婚して家庭を持っている様子を見て、考えが揺れることもあります。

 

⑫女性と接するのが苦手

30代独身男性の中には、女性と接することが苦手な人もいるでしょう。

女性と接することへの苦手意識の程度は人によってさまざまです。女性とは全くコミュニケーションがとれない人もいれば、職場や仕事上の付き合いなら話せてもプライベートになると話せない人もいます。

ほかにも、どうやって恋愛関係になればいいのか分からなかったり結婚に向けてどのようにアプローチすればいいのか分からなかったりする人もいるでしょう。

 

結婚か?まだ独身でいるか?判断するポイント

前章でお伝えしたことについて、何にどれだけ当てはまったか確認してみましょう。婚活がおすすめな人と、まだ独身でいたほうが良い人を解説していきます。

 

婚活がおすすめな人

婚活がおすすめな人は、「結婚したい」と思っている人はもちろん「自分は結婚した方がいいのか?」とほんの少しでも考えた人です。

「結婚できるのだろうか」「婚活した方がいいのか?」と考えている時点で、既に結婚について意識しているといえるでしょう。

そのため前章でお伝えした30代独身男性の特徴に全て当てはまっていたとしても、結婚への意識がある時点で婚活を始めることをおすすめします。

 

まだ独身でいたほうが良い人

まだ独身でいたほうが良い人は、他人と一緒に暮らすことがどうしても耐えられない方です。

例えば、趣味をもっと楽しみたい、結婚後も1人の時間が欲しいといった願望であれば、考え方を理解してもらえる相手と出会うことで解決するでしょう。

しかしながら、他人と一緒に暮らすことが精神的に難しく耐えられない場合は、まだ独身でいたほうが良いといえます。

 

30代独身男性が結婚を目指すなら

結婚がおすすめかどうか確認したら、どうやって結婚を目指すか考えていきましょう。

自然な出会いを待つだけでは時間ばかりが過ぎていってしまいます。婚活の具体的な方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

知人に紹介してもらう

交友関係が広い友人や親戚がいる場合、紹介をお願いしてみましょう

友人や親戚の紹介の場合、自分の性格を分かった上で相手を紹介してくれます。

気心知れた相手からの紹介で安心感がある反面、紹介を断ることが難しかったり、断った後に気まずくなってしまうリスクを考慮しておきましょう。

 

マッチングアプリ

最近はマッチングアプリによる婚活も広がっています。

マッチングアプリは、スワイプして好みの女性とのマッチングを図れるため、仕事で忙しいときにも婚活しやすいといえます。

一方で、気軽に始められるため結婚への意識が高くない女性がいたり、プロフィールだけでは人柄がよく分からなかったりすることがあるでしょう。また、なかなかマッチングしなかったり交際に発展しなかったりすると時間がかかってしまうこともあります。

さらに、マッチングアプリの場合は事前の審査が少ない場合があるため、既婚者や勧誘も多いといわれています。

 

婚活パーティー

婚活パーティーも婚活の選択肢の一つです。

婚活パーティーは相手の顔を見ながらコミュニケーションがとれるので、プロフィールだけでは分からない人柄をその場で知ることができます。

しかしながら、婚活パーティーには多くの男性も参加するため、ライバルに負けないように自分から話しかけたり場を盛り上げたりするスキルが求められます。

 

結婚相談所

真剣に結婚相手を探す手段として、結婚相談所があります。

結婚相談所は、会員データを基にしてマッチングを行うデータマッチング型と、カウンセラーが出会いから成婚までをサポートする仲介型に大きく分かれているため、自分に合った形式の結婚相談所を選ぶことが大切です。

データマッチング型の場合、自分から主体的に活動する必要があるといえます。

そのため、恋愛経験が少なめの人や奥手の人、ほかにも忙しくて時間の無い人であれば、仲介型から始めてみると良いでしょう

 

まとめ

今回は30代独身男性の特徴についてお伝えしていきました。

30代の独身男性は仕事が忙しくなるほか、プライベートで出会いが少なくなるといった環境面と、1人暮らしが長くなることで価値観が変化することが特徴として挙げられます。

そのため、環境や置かれている状況に伴う価値観によって独身であることが多いため、30代で独身であることに引け目を感じたり、結婚を諦めたりする必要は無いといえるでしょう。

結婚相談所WeBConは、カウンセラーによる仲介型のため「結婚への自信がない」「女性とのコミュニケーションが苦手」「デートプランなどの細かいことを考えるのが苦手」「時間を有効活用したい」といった方に、とても活用しやすいサービスとなっております。

結婚生活の現実や、結婚相談所を活用するリスクについても包み隠さずにお伝えしますので、「結婚したいけど何から始めればいいのか」「自分も結婚できるのか」「このまま独身の方がいいのか」など結婚が少しでも気になっている場合、まずは全国の店舗で実施している無料相談会にぜひお越しください。