お見合い結婚には愛がない?現代のお見合い結婚で愛が育まれる理由を解説

結婚したいものの、現在恋人がいない。そんな時、出会いの方法として「お見合い」を思い浮かべたことはありませんか?

「お見合い」と聞くと、TVドラマやメディア等のイメージから「もしかして、愛がないのでは?」と心配になることがあるでしょう。

しかし最近のお見合いは、親同士が選んだお相手とすぐに結婚するような、かつてのお見合いとは異なります。自然な恋愛のように、お相手と愛を育んでから結婚へと向かうプロセスです。

この記事では、現代のお見合い結婚にまつわるデータや事例を基に、「愛のあるお見合い結婚」とはどういうものか?について、詳しく解説していきます。

 

「お見合い結婚=愛がない」と思われる理由

お見合い結婚は愛がないとイメージされる原因を考えてみましょう。「自然な出会いではないような気がするから…」「恋愛のステップがなくて愛を育める?」などが思い当たるのではないでしょうか。

親同士などが取り決めたよく知らないお相手といきなり結婚する。お見合いに対して、こんなイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、現代のお見合いは結婚相談所などが主体となって実施されており、昔に比べて内容が進化しています

参考までに、結婚相談所WeBCon(ウェブコン)のお見合いの特徴を基に、よくあるお見合い結婚への疑問にお答えしていきます。

 

自然な出会いじゃなくて大丈夫?

職場の同僚や同級生と出会って愛を育んだり、友人からの紹介で出会って恋愛に発展することが「自然な出会い」であるならば、お見合い結婚も、自然な出会いの一つになるといえるでしょう。

お見合いは、いわば友人などが「仲人」に置き換わったものであり、恋愛や結婚に進むプロセスはほぼ同じといえます。

あらかじめお相手のプロフィールを知っている点、合わなければお断りできる点、そして決めるのは本人たち同士である点など、友人などから紹介を受けて始まる恋愛と違いがほとんどないでしょう。

さらに、仲人型の結婚相談所の場合は、縁結びのプロが仲人となるため、より自分に合う人を紹介してもらえることが多いのも魅力です。

 

恋愛を経ていないのでは?

お見合い結婚も、恋愛を経て結婚するケースが多くなっています

条件だけで判断せず、お互いのことをもっと知りたい、お相手と一緒に楽しい恋愛の期間を過ごしてから結婚を決めたいと思う方も多いでしょう。現代のお見合いはデートや交際の期間を経て、お互いのことを深く知ったうえで結婚するケースがほとんどです。そのため、ゆっくりと愛を育んだり、恋愛の期間を楽しんだりすることができるでしょう。

そして、お見合いの場合は恋愛がゴールではありません。その先の結婚を見据えた活動のため、例えば、恋の駆け引きでお相手をいたずらに振り回すことなどが起きにくいのもポイントです。ありのままの自分で、お相手と接することができるのもメリットでしょう。

 

仲人って、なんとなく古い気がしない?

仲人と聞くと、古いイメージを持つ方もいるかもしれません。しかしながら、仲人型の結婚相談所は、現在も多くの方にご活用されています

その他の縁結びの方法として、恋愛結婚をはじめ、近年はプロフィールをスワイプしてお相手を探すマッチングアプリなども登場してきました。そんな中でもお見合い結婚は、人が介在し、心を込めてお相手を紹介する形として、今でも活用されているのです。

かつての仲人といえば、知人などが両家の間を取り持ち、縁談をサポートするものでした。この姿を「仲人」とイメージする人が多いのではないでしょうか。しかしながら、恋愛結婚が主流となった現在、身内で仲人を立てることは少なくなっています。その代わりに誕生したものが、仲人の役割を兼ね備えた仲人型の結婚相談所です。

仲人がいることのメリットは、アプリなどの婚活と異なり、仲人に直接相談ができることです。例えば、お相手の身元の確認であったり、会う前に心配なことを相談できたりします。その結果、安心してお相手と対面することができます。

結婚は、人と人が長い期間にわたって直接関わり合います。そのきっかけとも言える「出会い」においても、単なるデータ上のマッチングにとどまらず、人同士が直接会って話す機会が必要といえるでしょう。このような、人同士が深く関わり合う場にて、双方の気持ちの機微を汲み取り配慮できる仲人は、心強い存在といえます。

つまり、仲人型の結婚相談所は古いどころか、時代が変わっても必要とされるサポートなのです。

お見合い結婚は、むしろ「お互いを信頼し、愛を育むための適切なプロセス」とも表現できるでしょう。

 

世間でお見合い結婚をした夫婦はどれくらいいる?

さて、世間ではお見合い結婚をした夫婦がどれくらいいるのか気になりませんか?

ここからは公的なデータを基に、お見合い結婚をした夫婦が近年どれくらいいるのかを解説します。

 

お見合い結婚が増えている!?

近年、お見合い結婚をするカップルはどんどん減少しているイメージがあるかもしれません。ところが、国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査における「恋愛結婚・見合い結婚の構成割合」を参照すると、近年では、むしろお見合い結婚が増えている事実が読み取れます。

参考URL:第16回出生動向基本調査(国立社会保障・人口問題研究所)

上記のグラフの通り、お見合い結婚の比率は徐々に増加していることが分かります。

2010~2014年までは年々減少していましたが、2015〜2018年は8.1%と増加し、2019〜2021年にはさらに9.9%に増加しているのです。

婚活方法が多様化する中、100人中9.9人という割合でお見合い結婚がなされています

 

お見合い結婚が見直されている理由は?

このように、お見合い結婚が見直され、増えている大きな理由としては、合理的である点が挙げられます。

職場に異性が少ない場合や、忙しくて恋愛に時間を割くことができない人、さらに恋愛において異性とのコミュニケーションが苦手な方にとって、お見合いは良い方法といえます。

多様な生き方への配慮などで、現代では親戚や友人、上司から異性を紹介されるケースは少なくなりました。その影響からか、出会いの機会も減る傾向にあります。特に恋愛に奥手な方の場合は、結婚の意欲があっても、その手前の出会いの段階でハードルが高くなることがあるでしょう。

さらに、結婚に対する考え方が多様化し、「恋愛はするが結婚はしない」という人もいます。お付き合いするお相手によっては、恋愛の先に必ず結婚があるとは言えなくなってきました。

そのような中でお見合いは、結婚の意思がある人同士が出会える絶好のチャンスといえます。

 

愛のあるお見合い結婚をするには

お伝えした通り、お見合い結婚は「適切なプロセスを踏むことで愛のある結婚につながる」として、再び注目を集めてます。

では、「適切なプロセス」とは、一体どういうものでしょうか?

現代のお見合いには、知人などが仲介する方法と、データマッチング型の結婚相談所を利用する方法、そして仲人型の結婚相談所を利用する方法があります。

3パターンのお見合い方法のメリットとデメリットをご紹介し、愛のあるお見合い結婚に向かうためのプロセスについて解説します。

 

知人などが仲介する場合

知人が仲介する場合は、紹介者と同席もしくは本人たちのみでホテルのロビーや料亭などでお見合いを行い、歓談をします。

自分のことを良く知っているお相手からの紹介であるため、相性が良い人を紹介して貰いやすいでしょう。また、知人のお墨付きのお相手を紹介してもらえる点がメリットです。

しかしながら、お見合い終了後のステップが決まっていないことも多いため、その後の交際の有無や結婚意思の確認は、本人たちで直接行う場合もあります。

また、自分の知っている知人が仲介をすることから、気を遣って細かい相談ができなかったり、適切なアドバイスが貰えずに悩んでしまうことがあるでしょう。お断りをする際も、仲人が知人であると、気まずい思いをする場合があります。

 

データマッチング型の結婚相談所の場合

データマッチング型の結婚相談所の場合は、プロフィールや条件でマッチングしたお相手と、自分たちでお見合いの手配を行います。データマッチング型においても、交際までの流れや結婚の意思確認は、自分たちで行うことが多いです。

メリットとして、データマッチング型では、顔写真や自分のプロフィール、お相手への希望や条件のみで自動的に選ばれます。忙しくてもお相手を自動的に選んで紹介してもらえるため、効率が良い点がポイントです。

しかし、名前のとおりデータによるマッチングのため、表面上の情報ではつかめない「その人の雰囲気」や「人柄」までマッチさせるのは至難の技です。

さらに、仲人不在のサービスも多いことから、交際中に発生した問題などに対する相談ができず、本人たちで解決しなければならないケースもあります。

 

仲人型の結婚相談所

仲人型の結婚相談所の場合は、仲人となるカウンセラーがお見合いを手配します。そして、交際までの段取りや結婚の意思確認なども、カウンセラーのサポートを受けながら行えるようになっています。

メリットは、お見合いの手配をプロに依頼できることと、雰囲気や人柄など、データにしづらい情報も含めてお相手を紹介してもらえる点です。さらに、お断りや、直接聞きづらい疑問や相談も、カウンセラーに依頼できます。

デメリットは、相談のために何度か結婚相談所へ足を運ぶ必要がある点です。時間の確保は必要でしょう。しかしながら、対面で相談できる分、細かい疑問や不安も打ち明けることができます。モヤモヤした気持ちをその都度取り払いながら、婚活を進められるでしょう。

 

愛のあるお見合い結婚を目指すには

着実に愛のあるお見合い結婚を目指す場合は、仲人型の結婚相談所が適しているでしょう。

仲人型の結婚相談所では、婚活の経験に長けているプロが、あなたの人柄や性格などを考えながらお相手を紹介してくれる点が大きなメリットです。仲人型の結婚相談所の強みは、データだけのマッチングでは足りない部分を人の力で補えるところです。

プロの第三者が介在することで、自分では気づかなかった自らの長所や、お相手との相性の良さを発見することができ、素敵な出会いに結びつきやすくなるでしょう

また、仲人型の結婚相談所は、お見合いの手配や、お見合い後のお相手との付き合い方についても、プロが親身になってサポートできることが特長です。

まるで友人からの紹介のように出会いの機会を作り、その後の関係作りのフォローも寄り添いながら丁寧に行います。

一歩ずつ着実に、お相手との結び付きを確かめながら関係性を築き上げていくことは、まさに愛を育む自然なプロセスといえるのではないでしょうか。

 

お見合い結婚で幸せな未来を

「お見合い結婚には愛がない」と思いきや、適切なプロセスを踏むお見合いは、むしろ愛を育むことにつながるとお分かりいただけましたでしょうか?

「お見合い結婚=愛がない」というイメージはかつてのお見合いであり、現代のお見合い結婚は、交際期間が設けられていることや、相性を考えた紹介などがあるため、幸せな未来に近づくことができるでしょう。

そんなお見合いの魅力に気づいた人たちが多い影響か、お見合い結婚した夫婦は減少どころか増加しています。結婚に繋がるお見合いは、現代でも素敵なご縁に出会うためのもっとも効果的な方法といえます。

そんなお見合いを、出会いの方法として選ぶ際には、婚活のプロが双方の間を取り持つ「仲人型」の結婚相談所の利用をお勧めします。

結婚相談所WeBCon(ウェブコン)は、プロのカウンセラーによる仲人型の結婚相談所です。学歴や職歴など、表面的なデータだけでマッチングさせるシステムとは異なり、人柄や雰囲気を配慮しながらお相手をご紹介するため、友人からの紹介のような自然な出会いを体験できます。お見合い後は交際期間も設けているため、お相手のことをじっくりと知り、愛を育むことができるでしょう。

全国の結婚相談所WeBCon(ウェブコン)の店舗では、随時「無料相談会」を実施しています。

仲人型の結婚相談所とはどんなところなのか、仲人型の婚活とはどのようなプロセスを経ていくのかなどの詳しい過程や疑問点、その他のご不安な点などもお答えいたします。

お付き合いの先に、温かい愛のある結婚を考えていらっしゃる方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。