結婚を諦める年齢を男女別に解説｜何歳からでも素敵な出会い探しをスタートするには
kondo
「周りがみんな結婚している」
「もうこの歳では結婚は難しいのでは？」
年齢によって、結婚の夢を諦める人もおられるでしょう。
でも待ってください。
年齢で結婚を諦める必要はありません。
現代の結婚事情は大きく変化しており、晩婚や再婚が増えています。
この記事では、年齢に関係なく真剣な出会いを見つけるためのポイントをお伝えします。
今から素敵な出会いを探すための一歩を踏み出しましょう。
結婚を諦めるのは何歳ごろから？
結婚を諦める年齢は、一般的に人によって異なりますが、社会の変化や個人の生活状況によって影響を受けることがあります。
令和2年国勢調査「人口等基本集計結果」によると、「有配偶」が「未婚」の割合を上回るのは、男性35～39歳、女性30～34歳という結果が出ています。
「有配偶」が「未婚」の割合を上回るということは、周りに結婚している人が増え、未婚者が少なくなってくる時期・・・このころから結婚を諦めはじめる人が徐々に増えてくるのではないでしょうか？
結婚を諦める背景には何があるのかを男女別にみていきましょう。
※1 参照： 令和2年国勢調査「人口等基本集計結果」より
男性は35歳ごろから
男性が結婚を諦める年齢は、社会の変化や個人の状況により異なりますが、上記のデータによると35歳ごろからという傾向がみられます。
年齢的に考えられる理由をいくつか挙げてみます。
理由①キャリアを重視してしまう
男性が結婚を諦める理由の1つ目として、「キャリアを重視してしまう」という考えがあります。
最近の男性は、結婚よりもキャリアや個人の成長に重きをおく傾向があり、結婚は家庭を持ち、責任を持つことになるため、躊躇してしまうことも。
それ故に、将来に向けてキャリアの確立や目標達成を優先し、結婚を先送りする場合があります。
理由②経済的に不安である
男性が結婚を諦める理由の2つ目として、「経済的に不安である」という考えがあります。
結婚には経済的な負担が伴います。結婚式や住まいの準備、将来の生活費など、経済的な面での準備が必要です。
20代のうちから将来に向けて貯蓄などの準備を十分にしていない場合、結婚に踏み切れないこともあります。
理由③個人の自由を楽しみたい
男性が結婚を諦める理由の3つ目として、「個人の自由を楽しみたい」という考えがあります。
結婚すると、パートナーや家族との関係を築いたり、家庭にかかる時間が増えるようになります。
そのため、自由な時間や趣味・ライフスタイルを独身時代のように満喫することができなくなるのではと懸念される男性もおられます。
女性は30歳ごろから
女性が結婚を諦める年齢は、社会の変化や個人の状況により異なりますが、上記のデータによると35歳ごろからという傾向がみられます。
年齢的に考えられる理由をいくつか挙げてみます。
理由①キャリアを重視してしまう
女性が結婚を諦める理由の1つ目として、男性と同じく「キャリアを重視してしまう」という考えがあります。
近年、女性の社会進出が進んでおり、多くの女性がキャリアを重視しています。仕事が楽しくて、今後のキャリア形成や目標の達成に時間と努力を注ぎ込みたくなり、結婚を先延ばしにするケースが増えています。
特に、高い役職や専門職に就いている女性は、自己実現や社会的地位の向上を優先してしまいがちです。
理由②パートナー探しが困難である
女性が結婚を諦める理由の2つ目として、「パートナー探しが困難である」という考えがあります。
社会的な出会いの機会や時間の制約がある中で、結婚相手との価値観やライフスタイルの適合性など、さまざまな要素が結婚を難しくする要因となることがあります。
年齢を重ねるにつれ、理想のパートナーを見つけることが難しくなると感じる女性も少なからずおられます。
理由③自立を求めてしまう
女性が結婚を諦める理由の3つ目として、「自立を求めてしまう」という考えがあります。
近年の女性は、自立を求める傾向があります。結婚のように家庭やパートナーとの共同生活では、一定の自己犠牲や妥協が必要では？と懸念するからです。
自立を求める女性は、個人の自由や目標達成のために結婚を選ばないという考えも持つこともあります。
以上が、一般的な男性と女性が結婚を諦める年齢とその理由の一部です。
ただし、これらはあくまで一般的な傾向であり、個人の価値観や生活状況によって異なる場合もあります。
結婚に関する重要な決定をする際には、自身の希望や目標、パートナーとの相性などを考慮することが大切です。
諦めるのはまだ早い！現代の結婚事情
内閣府「第1部 少子化対策の現状（第1章 3）」によると、平均初婚年齢は、長期的にみると夫、妻ともに上昇を続けており、晩婚化が進行しています。
2020年で、夫が31.0歳、妻が29.4歳となっており、1985年と比較すると、夫は2.8歳、妻は3.9歳上昇しています。そして、前年（2019年）との比較では、男女とも横ばいとなっています。
参照：内閣府「第1部 少子化対策の現状（第1章 3）」
つまり、長期的にみると晩婚化が進行しているものの、近年では晩婚化の進行は徐々に鈍化しているということになります。
残念ながら、再婚年齢のデータはないのですが、初婚年齢が上がっているということは再婚年齢も上がっているといえるでしょう。
また、全婚姻件数に占める再婚件数の割合は1970年代以降増大傾向にあり、再婚件数に占める夫妻の初婚ー再婚の組み合わせ別割合を見てみると、令和2（2020）年は次のとおりです。
- ●夫が再婚ー妻が再婚・・・5.2万件（37.3％）
- ●夫が再婚ー妻が初婚・・・5.0万件（36.3％）
- ●夫が初婚ー妻が再婚・・・3.7万件（26.4％）
このように、「夫妻とも再婚」が最も多くなっています。
出典：「特－1図 婚姻・離婚・再婚件数の年次推移」（男女共同参画白書 令和4年版）（https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r04/zentai/html/honpen/b1_s00_01.html）
このようなデータから熟年結婚は初婚も再婚もともに増加傾向であると読み取れるのではないでしょうか？
晩婚、再婚はもはや身近なことなのかもしれません。
つまり、年齢で結婚を諦める必要がないのです。
この記事でも晩婚、再婚について書かれていますので合わせてお読み下さい。
＞＞熟年結婚のメリットデメリットとは？後悔しないセカンドライフを歩む方法！
年齢に関わらず、今から素敵な出会い探しをスタートするなら
着実に真剣な出会いを探すのであれば、年齢によって結婚やパートナーを見つけることを諦めるのはまだ早いといえるでしょう。
今から素敵な出会いを探すためには、自分に合った出会いの場を選ぶことと、前向きなマインドセットを持つことが重要です。
この章では、真剣な出会いを見つけるためのポイントを8つ紹介します。
①イベントや趣味のサークルに参加する
自分が興味を持つ活動や趣味に関連するイベントやサークルに参加しましょう。
例えば、料理教室やアート展示会、スポーツクラブなどです。これにより、共通の趣味や関心事を持つ人々との出会いのチャンスが増えます。
お互いに料理が好きな人と一緒に料理を楽しむ機会が生まれたり、同じ趣味について情熱を共有できる友人やパートナーを見つけることができるでしょう。
②ボランティア活動に参加する
ボランティア活動は、社会に対する共通の価値観を持つ人々との出会いを求めるなら最適な方法の一つです。
地域のボランティア団体やNGOに参加し、社会に貢献しながら新しいつながりを築くことができます。
共通の目標や価値観を持つ仲間との絆が深まり、素敵な出会いが生まれることもあるでしょう。
③結婚相談所や婚活サービスを利用する
結婚相談所や婚活サービスは、真剣なパートナーシップを求める人々が集まる場です。
専門のカウンセラーやマッチングシステムを通じて、自分に合った相手との出会いをサポートしてくれます。
あなたの希望や条件を真剣に受け止め、理想のパートナーを見つけるためのアドバイスやサポートを提供してくれるでしょう。
④諦めマインドを前向きに変える
真剣な出会いを探す過程で、諦めの気持ちが湧いてくることがありますが、前向きなマインドセットを持つことが大切です。
例えば、過去の失恋や出会いの失敗を経験し一歩踏み出せない場合、自己啓発の本を読み、ポジティブな言葉や成功のストーリーに触れることで自分自身を奮い立たせてみることも一つの方法です。
自己肯定感を高め、ネガティブな思考を捨てることで新たな可能性を見出すことができるでしょう。
⑤自己肯定感を高める
自分自身を受け入れ、自己肯定感を高めることは結婚を前向きに考えるために大切です。
例えば、何かで落ち込んだ場合、鏡の前で自分に対してポジティブな言葉を唱えることで、自己肯定感を高める方法があります。自分の良い特徴や成し遂げたことにフォーカスし、自分の魅力や価値を再確認することで、自己肯定感が高まるでしょう。
このように、自分の良さにフォーカスすることで、自信を持って行動することができ、魅力的な出会いを引き寄せることができるでしょう。
⑥ネガティブな思考を捨てる
ネガティブな思考や自分を制限するような考えを捨てることは、新たな可能性を見つけるための大切なステップです。
例えば、自己啓発のセミナーやコーチングを受けることで、自己制限的な考えを払拭しやすくなるでしょう。ポジティブな言葉や引用を手帳に書き、日常的に目にするようにするのも効果的です。
過去の失敗や固定観念にとらわれず、ポジティブな思考に切り替えることで、自身の魅力を最大限に引き出し、魅力的な出会いのチャンスを増やすことができるでしょう。
⑦チャンスを逃さない
素敵な出会いは引き寄せることもできますが、通常は予測できないものです。そのため、チャンスが訪れたら積極的に行動しましょう。
例えば、友人の紹介でパーティーに招かれた場合、初対面の人との会話なんて無理と決めつけずに、自己紹介や共通の話題を見つけて話しかけるようにしてみましょう。はじめは不安かもしれませんが、他の参加者とのつながりが築かれ、意外な出会いが舞い込むこともあるでしょう。
新しい人との会話や交流を楽しむことで、可能性を広げることができます。
⑧自己成長に取り組む
自己成長は魅力的な人間になるために大切な要素です。自分自身をより良くするために、興味を持った分野やスキルを積極的に学びましょう。
例えば、自己成長のために語学や料理など新しい分野にチャレンジすることで、自分の自信につながり魅力的な人間に成長します。さらに自己成長の過程で一緒に取り組んでいる人や教えてくれる人などの交流も拡がるため、新たな出会いの機会も増えるでしょう。
自己成長は自信や魅力を高め、素敵な出会いを引き寄せることとなります。
まとめ
「周りがみんな結婚している」「もうこの歳では結婚は難しいのでは？」と思っている方に向けて、結婚を諦める年齢はいつからなのかと、年齢によって結婚を諦める必要はない理由やこれから新しい出会いのチャンスを増やす方法をお伝えしました。
真剣に結婚を考えるなら、年齢にとらわれず、今の自分に合った出会いの場や諦めマインドを前向きに変える方法を見出すことも大切です。
「積極的に外に行き、いろんな人と交流するのは少し勇気がいるし、時間もかかるのでは？」と思われる方は、結婚相談所や婚活サービスを活用してみましょう。
プロのカウンセラーがあなたの希望に合ったお相手を探し、真剣な出会いをサポートしてくれます。
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